基本構想の確立

事業は、イメージが大事です。このイメージが事業の成功を左右します。
「どんな病院を創るか」をまず考えて下さい。

具体的には、「自分はどんな医療サービスをするか」、
そのためには、「どれぐらいの規模の病院を」「何人のスタッフを使い」「どれぐらいの資金を使って」
実現するかを、できるだけ詳細にイメージしてください。
このイメージ(基本構想)を持つことが開業準備を進める上で重要です。
このイメージが、開業の諸準備を進める上で、指針となり各種の作業を決める判断基準となるからです。
このイメージがうまく作れない時は、多数の人の話を聞いて、そのイメージを作る必要があります。
例えば、開業した先輩、開業コンサルタント、各種業者さんなど。
自分だけで悩まないで、他人の力を借りて、早く合理的に開業を進めることです。

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基本構想の確立

動物病院開業場所の選定

動物病院開業の成功要因の1つに、立地の良さ(開業場所)があります。
そこで、開業場所(物件)の選定が重要になります。
開業を成功させた院長先生の過半数も、そう断言しています。

商売の繁盛は、開店場所(立地)で大方決まるといいます。それは、動物病院も同じ。
そのため開業場所の選定は、慎重に行う必要があります。
開業場所(物件)の良否は、特に経営安定の期間に影響します。場所が良いと短期間で病院経営が安定します。成功は短期間で達成するのが合理的です。
したがって、開業場所の選定は、何を置いても重要視してください。

動物病院開業場所の選定

診療圏調査の実施

診療圏調査は、主として、その場所(物件)で病院を開業できるか、調査し判断するものです。
ズバリ、この調査をしないと成功する開業ができません。
なぜなら、この調査は、開業準備および開業後の経営の重要な基礎資料になるからです。

どのような設備、機器を備え、どれぐらいの規模で病院を作るか、また、どのような医療サービスをするか、それに伴い広告宣伝の戦略をどう立てるか。これらは、すべてこの調査を基に行います。
ただ、闇雲に開業準備をしても、上手くはいきません。この調査が基礎になるのです。

資金を借りるときもこの調査が基礎資料になります。
開業後の見通しが明るいかどうかは、この資料で予測できるからです。
明るい予測が裏付けられるなら、金融機関も融資に応じます。
この調査は、開業後の集患、増患対策の資料にもなります。なぜなら、この調査では、診療圏内の各種情報が詳細に調べられているからです。
このように診療圏調査は、開業の前後にわたり利用されますので、開業準備には必須の資料です。

診療圏調査の実施

事業計画、資金計画 の検討

開業に当たっては、事業計画を的確に立案しなければなりません。
事業計画の検討とは、診療圏調査を基に、どの程度の規模、内容の病院を作るのか、その為にどの程度の資金を用意するか、そして、それによる事業の推移はどのようになるのか、を具体的に検討するのです。

事業計画の目的は、先生の開業の全体像を具体的な数字(主として資金面)として掴み、その数字が事業収支としてどう展開するのかを予測することにあります。
これをすることにより開業における資金面の具体的な計画を立てることができます。また、将来を見据えた経営計画を立てることができます。

事業計画の検討をしたなら、それを基に資金計画を立てます。
どれぐらいの資金が必要か、その資金をどこからどのように調達するか、事業計画で立案した事業予測を基礎にしながら組立てます。
開業には多額の資金が必要です。
その資金を無理なく安全に用意するため、どれぐらいの資金をどこから調達するのかを考えます。

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事業計画、資金計画 の検討

物件の契約

物件の契約とは、開業場所を特定の物件に決定する事をいいます。
つまり特定の不動産を借りたり買ったりすることです。
この契約をする前に、前に述べた診療圏調査、事業計画の検討、資金調達を必ずしておかなければなりません。
見切り発車は危険です。
後日のトラブル防止や失敗回避のために、必ず診療圏調査、事業計画の検討、資金調達のめどを付けて、問題がないことを検討し、有利な条件で物件の契約をしてください。

物件の契約

建築・内装の実施

動物病院開業は、大きく2つの形に分かれます。
まず、一戸の建物を建築してそこで開業する形(戸建て開業)
もう1つは、ビルの1室を買うなり借りるなりして、そこで開業する形(ビル診、テナント開業)。
「戸建て開業」では、建物の建築という大きな作業が出てきます。ここでのポイントは、良い設計士、良い建築業者をどう選ぶかという点にあります。
「ビル診」では、良い内装業者をどう選んでいくかがポイントになります。
良い設計士、建築業者、内装業者を、選ぶためのコツは、実績チェックと仕事に対する姿勢のチェックです。

建築・内装の実施

広告宣伝の計画

広告宣伝は動物病院開業にとって非常に重要な作業です。
広告宣伝をしないと自院を知ってもらえません。
自院を知ってもらえないと、患者さんに来てもらえません。
患者さんに来てもらえないと経営は成り立ちません。
広告宣伝をする意味はその点にあります。
広告宣伝は、自院を知らせる(認知させる)点に核心があるのですが、その知らせ方にテクニックが必要なのです。
また、広告宣伝には、各種の方法があります。それをどう選択していくかが広告宣伝計画のポイントになります。

広告宣伝の計画

スタッフの募集

動物病院開業が成功するかどうかは、スタッフの選択も重要です。
どのような人材を選ぶか、はじめに構想を固め公募します。紹介などによって選択するのも良いでしょう。
スタッフ募集のポイントは、面接にあります。的確な面接をし、できるだけ間違いのない選択をします。ここでも経験豊富な人(開業コンサルタント、社会保険労務士、中小企業診断士等)のアドバイスを受ける事です。
スタッフ募集に付いては、余り神経質に成らないことです。自院に会わなければ辞めてもらって、代わりをすぐ見つければいいのです。

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